偶然 道端で Mさんと再会した先日。
Mさんが、その時のことを話したのでしょう。
前職の別の同僚たちから、お誘いの連絡がありました。
*偶然Mさん小話はコチラ↓
今日会ってきたのは、当時嫌われ者だったTさんと、文系素朴女子のFさんです。
Tさんとは おかしなもので、一緒に仕事をしていた頃は どうにもソリが合わず、なんやねーん!と衝突ばかりしていました。
けれど、お互いに(?)決して嫌いではなくて、仕事面はさておき、人としてはウマが合うというのか、プライベートで会ったり話したりは とても楽しくて。それぞれが新しい所で働き始めると、お互いの職場に ヤッホー! と覗きに行ったりもして…
親友ではないと思うのですが、こういうのを くされ縁 と言いますか???
さあ、今日も、コロナ対策はきちんとしながら、です。
私の体調のこともあるので、ランチ & お茶 の トータル2時間コースを準備してくれました。
どどん。
まずはランチです。
地下へもぐると辿り着く、アメリカンウッディなお店でした。
アメリカンウッディだというのに、ワタクシ和風ハンバーグを選んでおります。
いいんです。Tさんも和風ハンバーグを召し上がっておられました。
(ここの和風は大根おろしがなく、ソースがお醤油ベースのタレでした。見た目が洋風に見えますね)
やはりやはり、話は懐かし話に終始します。
文系Fさんは、ほとんど聞き役、私たちの話を聞いて笑っていました。
いったん ごちそうさまの後、少し歩いて次はカフェへと向かいます。
地下へもぐると辿り着く、本格レトロなお店でした。
カップの形が可愛いです。私はブラジルコーヒーをオーダーしました。
Fさんは、出身地の岡山へ年内には帰るということでした。岡山で就職をしなおすそうです。
控えめですが、周りがよく見えていてフォローが上手い彼女ですから、きっと次の職場でも可愛がられ、うまくやっていけるはずです。ガンバレー。
というか、向こうでも 太宰トート を持ち歩いている姿を想像してしまうのですヨ。
読書家のFさんは太宰治が一等好きで、何の拍子だったか、私も太宰治を読むと知ると、それ以来ことあるごとに 「太宰トークしましょうよぅ〜」 と体をすり寄せてくるのです。
そして 「見てくださいよぅ!」 と、太宰治の顔がアップでプリントされているトートバッグを嬉しそうに掲げてきた時のことは、今でも思い出すたび笑えます。 「格好いい!」 のだそうです。
岡山に戻ってしまう前に、もう1度くらいは会えるでしょうか。
ちょっと寂しくなりますね。
素直なFさん。ずっとそのままでいて欲しいです。
一見お別れ風ではありますが、縁があれば、またこの先どこかで道が交わることでしょう。
その時を楽しみに取っておくっていう、それもまた味わい深し、ですよね。