「折り合いどうやってつけてますか」
と聞いてこられた。
今日の相方Uさんは派遣さん。
派遣会社の中で自分の希望が通らないことばかりで辟易しているといったふうだった。
言い分を聞いていると、
そうだな、なんとかならないものかな
と共感できるところもあるのだけど、
正直、もっとちゃんと向き合ったらいいのに、と思うところも多かった。
「納得できない」んだそうだ。
だけど、納得していないことを伝えてない。
ここは譲れるけど、ここは譲れない、も伝えてない。
それは伝えないと伝わらないし、なんならこれで大丈夫なんだ、と思わせている節もあって、それを訂正できてもいないということ。
こちらから訴えることなしに、だけど察しろ、は都合が良すぎるような気がする。
「1度きちんと上の人と話した方がいいんじゃないか?」
そう提案してみたけど、
「話してわかるような人なら始めからこんな形にはしない、話したところで通じない」
と、こんなふうで話し合いをする気がさらさらなさそう。
ん~、人様のことながら、これはなかなか解決するまでに時間がかかりそうではなかろうか???
折り合い。
私の場合は至ってシンプルだ。
ダメだと思うことがあっても、これがあるから!とがんばれるかどうか。
これがあるから!よりもダメが勝ったなら、そこが潮時。その時には見切りをつける。
我慢してまでそこに居続ける理由は何か。
何を良しとするのかで答えが出てくるものだと思っている。